虐待サバイバー コマクサの憂鬱

虐待サバイバーの回復への道

削られていく

会社を休み始める直前、

隣の席にいたAさんが苦手だった。

 

コミュニーケーションがうまくとれなくて

無視されることが多かった。

 

Aさんに関係する書類を

決められた引き出しに入れる。

 

「一枚入れとくね」

 

と言っても完全無視。

 

 

私の声が小さいのかな、

彼女が自分の仕事に集中してるからかな。

 

いろいろ考えたけど

少しずつ、小さく私は削られていった。