虐待サバイバー コマクサの憂鬱

虐待サバイバーの回復への道

2022-01-01から1年間の記事一覧

次女のこと

次女からお金が送られてきた。 公正証書で定めた金額。 今月は、ちゃんと仕事に行けたらしい。 ほっとした。 もう繋がらない、面倒を見ない、 と言いつつ、 体調が悪いから会社の近くまで 迎えに来てくれ、と言われれば、 オットと二人で向かったりしてた。 …

くたびれた 最近、いろいろな出来事があったからだろうな。 プラスの出来事、変化でも 変化するってことは エネルギーを使うんだな。 寝込んでいたい。 でも、お夕飯、作りたい。 もう少しゆっくりして その後 動き出そう。

とうとう

孫が元婿さん宅に引き取られる日。 送り出してしまえば、 多分、もう一生会えない。 会えたとしても 私はどこの誰かもわからない 大人の一人。 6月から多くの時間を一緒に過ごした。 最後の十日間は一人で面倒を見た。 やれるだけのことはやった。 私のこと…

くたびれた 死にたい

遠くから アンジェラ・アキの 「手紙」が聞こえてくる。 「あぁ泣かないで 負けないで 消えてしまいそうなときは 自分の声を信じ歩けばいいの」 そう繰り返す声が聞こえる。 https://m.youtube.com/watch?v=erGCAu_hFqM&feature=endscreen&list=RDerGCAu_hFqM…

住職との電話

もう次女は一人で立っているのだから、あなたが手を出すところじゃない。 育て方がどうとかって問題じゃない。 そんなことを言うならあなたの方があんなことがあって、環境だけ言えばもっと酷いとこにいた。それでもこうして真っ直ぐに生きてる。逆にあなた…

つらい。 次女は楽しそうに準備している。 長女は、昨日オットが 次女と孫を長女の家に置いてくれないか、 と言った時に私の方に来て、 頭を撫でてくれた。 疲れちゃった? と言いつつ、 大丈夫だよ、 と頭を撫でてくれた。 長女と次女も 長女のアパートで暮…

次女を追い出すことにしました。 あと二週間待てば 孫を元婿さんに引き渡して もっと穏便に事を進められた。 オットはそうしよう、と言っていた。 けれど、私が我慢出来なかった。 孫と一緒に、長女のアパートに行ってもらう。 孫引き渡し時には一旦帰ってく…

今日は久しぶりにオットと二人で 病院&お買い物。 最近はいつも孫と一緒だったから 大人二人だけがびっくりするほど ほっとする。 車の中で煙草も吸えるし 何処かに着くたびにカーシートから降ろして 抱っこ紐で抱いてっていうのが必須だったけど 今日は自由…

鬱鬱とするので、一人で出てきた。 ちょっと良さげなレストランで 一人ランチ。 デザート・コーヒーまで出るセット。 スープはビシソワーズ。 ゆっくり、過ごしていきます。

氷点

あれから、孫の面倒は極力手を出さないようにしている。 次女は週四回行っていたコンビニのバイトを辞めて、 家の中に一日いる。 一応、バイトは日雇いの夜勤を考えてるらしいし 就活は電話などで始めているらしい。 私は話をしないので、オットが日に一度、…

正直、 今は何もかもがどーーでもいい。 次女を助けようと なるべく孫の面倒を見て 自動車教習所に通わせたのも 自立のための資金稼ぎにバイトに行かせたのも 全部、不倫のための準備になってた。 徒労感が半端ない。 なにもしたくない。 朝からお酒を飲もう…

泣いている子ども

次女が昨日、夜遅くに帰ってきました。 夕方、長女から電話があって、 次女と連絡がついた、 しばらく長女のアパートで保護するって話だったのに、 深夜次女からオットに電話があって、 ウチに帰ってくるって。 オットは次女を迎えに街まで降りて行った。 昨…

次女との訣別

次女が金曜夜に家を出たきり、帰ってこない。 孫はウチに置いたまま。 最近たびたび夜遊びに出掛けていた。 一回、朝帰りをしたけど、 その次の時は私が言った通りに 24時前には帰ってきたから、 金曜日も24時までね〜、と言って送り出した。 それが24時過ぎ…

もう嫌だ。 ただ生きるために長野にまで来て、 転地療養してるのに またこんな気持ちになるなんて。 全てを捨ててきたのに。

次女と、結局、うまくいかない。 長女も次女も、どれだけ助けても 「私だっていっぱいいっぱいだ。 そんな私を責めるなんて!」 と、切れられる。 無力感。 徒労感。 死んでしまいたい。

息苦しい。 性的虐待から四十年。 心理的虐待だったと最近自分で認められた、 原家族から一人立ちして三十年。 前々回に書いた、 必死の頑張りを否定されて、 目的の達成感を見失ってから、 四十年ちかく。 過緊張。 疲れやすさ。 達成感の無さ。 何かを成し…

希死念慮が久しぶりに強い。 ちょっとシンドイな。 最近、頑張ってたからかな。

認めてもらえない虚しさ

母は、本当に私のことを認めなかった。 私が本好きで、毎日毎日本を読むのも、 友達のお母さんは、 「コマクサちゃんは読書が好きで偉いわね。 うちの子にも本を読んでほしいわぁ。 どうしたら本好きになるのか、教えて?」 と言ってくれたけれど、 私の母は…

空白の春休み

中学2年生から3年生になる狭間の春休み。 私は、ぼーーっとしていた。 家の近くの林に出かけ、 すみれの花を探した。 紫色の小さな花。 最初に春を連れてくる可憐なすみれが、 私は大好きだった。 小高い丘がお気に入りで、 草の上に寝転んで、 眼下に広が…

何を目指せばいいのかわからない

父が激怒する理由がわからなかった。 最初、怒鳴り声を上げられたときは、 私はポカンとした顔をしていたと思う。 何が起こったのか、本当に理解できなかった。 しばらくして、 成績が良かったことを叱られた、 ということを理解した。 私が驕っていたからだ…

信じられなかった父の怒り

中学2年生の時に行きたい高校ができて、 頑張って勉強していた私。 両親も、子どもの成績が悪いと正座させて 何時間でも叱る教育熱心な人たちだったので、 成績が上がる=褒められる、だと思っていた。 実際、小学生のころなんかは、 いい通知表を持って帰…

原因不明の腹痛

中学生になってから、 私も、兄のように、激しい腹痛を起こすようになっていた。 兄が家を出てから、 私が兄の個室を使うようになっていて、 窓際にベッドを置いてあったのだけれど、 そのベッドの上で七転八倒する痛みだった。 あまりにも痛くて、 窓にかか…

生理が不順な娘に掛ける言葉

私は小学校五年生の時に初潮を迎えたけれど、 始まった生理は、非常に不安定だった。 毎月なんて絶対にこない。 ふた月に一度ぐらいが普通で、 これで大丈夫なのか? 不安に思うこともあったけれど、 母には、相談できずにいた。 しかし、ある時、五か月来な…

レオタード用のショーツ

中学校代表で、地域の創作ダンス大会に出場する。 それは、三年生のチームを差し置いての 抜擢だった。 「地域大会だって!」 と、廊下ではしゃいで騒いでいたら、 三年生の先輩女子から、 「二年生が出ることになったんだって」 とすれ違いざまに嫌そうに言…

創作ダンスで戦争を描く

中学二年生の時の体育の時間。 創作ダンスを7人くらいのメンバーで作った。 もちろん親友の彼女もいる、 割と活発な女子たちで作ったグループ。 一年生の時はみんな同じ曲で、 ファンシーで可愛らしいダンスを作ったけれど、 二年からは曲も自分たちで選べ…

楽しい学校生活

私が中学二年生になった年、 兄が東京の大学に進学するために 家を出て行った。 我が家は「貧乏」だったので、 兄は新聞奨学生になって東京に行った。 兄が家を出て行ってから、 両親は兄を不憫がって、 自分たちの経済力のなさを自責していた。 兄のいる前…

初恋

中学一年生の時に、淡い初恋をした。 三年生の先輩。 出会いは微妙で、 まず、友達が三年生の男子と交際していた。 彼女は目鼻立ちが整った美人で、 入学してすぐに告白されて付き合うことに なったらしい。 彼女の友達の私と、 彼氏の友達の先輩が、 二人が…

勉強が好きだった頃

勉強をするのは、好きだった。 学校での評価は高い方だったし、 何より、やればやるだけ結果がついてきた。 何をやっても褒めない母親。 地雷がどこにあるかわからず、 急に激怒し始める父親。 何を頑張れば愛して貰えるのか分からない家庭より 努力すれば10…

冷たい夕飯

兄とのことが終わったころ、 私は中学生になっていた。 中学生になった瞬間、 まず、テレビのチャンネル権を失った。 というか、テレビを観ること自体を禁止された。 平日は学校から帰ると自室に篭り、 勉強をするように言われる。 父と母は居間に弟と一緒に…