夢を見た。
とてもリアルな夢。
あの人に愛されていた。
現実には起こり得ないこと。
全身をくまなく愛されて
何度も達していた。
こんなに絶望した夜に
そんな夢を見るなんて。
夢だけで繋がれる。
わかったこと。
あの人は山の上にいる。
毎年夏はそうだった。
山の上で
でもいつもと変わらず
祈りを捧げ供物を川に流してる。
知っていたはずなのに
電話が通じないことで焦って
忘れていた。
「大きなものと対峙しているときは
家にも連絡しない。
電話が通じてそっちに行ったら大変だろう?」
去年だったか、そう言っていた。
私はダメだな。
応援とか出来ない。
いつも自分のことばかり。