虐待サバイバー コマクサの憂鬱

虐待サバイバーの回復への道

被虐待児だったのか?

それから、

高橋和巳先生のカウンセリング。

3年待ってやっと順番がきた、例のやつ。

 

 

そもそもなんで、この先生のカウンセリングを

何年も待ってまで受けたかったんだっけ?

って、その理由を思い出せなくなってたから

その元になってた、「消えたい」という本を

再読した。

まぁ、全部ではないのだけど。

 

で、わかった。

 

私が被虐待児である、と認定して欲しかったのだ。

 

 

そもそも、その本にも、

 

性的虐待があった時は、精神的ダメージが何段階かある診断の一番重い状態であることと、母親が気づかない時点で虐待である

 

と書いてあったのだけど、

性的虐待に気づかない時点」だけでなく

普段の生活も虐待だったのか、

話しを聞いてもらって判断して欲しかったのだ。

なんなら、母が知能指数が低く、

軽く発達障害があったのじゃないか、

と、そう判断して欲しかった…。

 

その本には、自分が被虐待児だった、ということに気づいて

やっと歩き出せるようになった人の話が

たくさん載っていたから、

私もそうなれるのではないか、と

期待していたんだと思う。

 

 

 

今は、

自分は被虐待児だったんだ、と、思ってる。

産まれてからずっとそうだったわけではないと思うし

愛されていないわけでもなかったと思う。

だけど、弟が産まれてからはネグレクトがあったし

それ以外の時は心理的虐待があった。

私の繊細さを受け止めてはくれなかった。

 

自分で気づき、

自分でそう判断した。

 

ずっと続けてるカウンセラーの人にも

「そうだね」

って言ってもらえた。

 

自分で気づくのを待っててくれたようだった。

 

 

でも、何度でも、

被虐じゃなかったんじゃ?

と考える。

母に対して、酷い判断をしてるんじゃないか?って。

申し訳ないような気持ちになる。

 

だけど、虐待だったんだろうな。

 

 

 

自分で気づいたのだから、

もう高橋和巳先生のカウンセリングは必要ない。

今、受けているカウンセラーと一緒に、

被虐待児だった自分を癒していきたい、

と思う。