虐待サバイバー コマクサの憂鬱

虐待サバイバーの回復への道

過去にとらわれなくてもいい

最近は、心/事務所の性加害のニュース、イスラエルパレスチナの戦争。

切り離そうとしても、心がダメージを受けていた。

 

そして、7月に入会した短歌結社の新人賞が11/15 締め切りで、三十首の連作を作ろうとしていた。

三十首となると、まだ不慣れな私にはどうしても何かテーマが必要で、昔の性加害のことを書こうとしていた。それならすぐに作れそうで。なおかつ短歌界隈には心に傷を負っている人が多くて、そういう人に届けばいいかな、と思っていた。

 

だけど、やっぱり、つぶれてしまった。

今日は一日眠っていたし、希死念慮が久しぶりに襲ってきていた。

オットに話したら短歌の連作で心に来てるんだよね、と言ったら、「いい迷惑だわ」と言われた。私がつぶれて何もできなくなって、心配していたのだと思う。

それで、今まで書き綴った性加害の歌を全部消した。

・・・そうだよね。もう解決した問題を、今更掘り起こす必要はないよね。

住職にも昔、「もう乗り越えた傷をわざわざ自分から掘り返して、周りも傷つけて、そんなんでどうする。もう、解決したことじゃないか」と言われたことがあったし。

 

そうだね、わざわざ掘り起こして、揺さぶられる必要はないよね、と素直に思えた。

 

違うテーマで、三十首作って、新人賞には応募しようと思う。

そんな近況です。